2014年10月21日火曜日

アプローチ

今年はこの時期に雨が多く、一年で最後の収穫となる 秋冬番茶 長々と続いています。

あと、荒茶工場操業日で10日間くらいで終わる予定ですがどうなるやらの天気まかせ。

本年は、やることが多くもう疲れました。

とは、言っていられないのでお茶揉みながら哲学を固める今日この頃です。


人間は、この地球上の動植物の中で、唯一、自分の生きることに対して生命活動に間接的に関わる動物です。そんなことを考えると、全てが肯定できますし、これだけ効率性を求めている世の中なのに、一番非効率なことをしているようにも考えられます。
考え出せば、きりがなく様々な仮説がたてられる。

生命活動に間接的にかかわっているとはどういうことかというと、人は生きるために仕事をしてお金を稼ぎます。そのお金で、様々なライフラインを買い取得します。

一番は食べ物です。


でも、他の動植物は直接的に食べ物にアプローチします。

この2つのストーリの最終目的は、食べ物の確保です。


人は、他の動植物と同じようなアプローチ手段を多く持っているのにもか関わらず、わざわざ間接的にアプローチを続けるのです。

これはなぜでしょう?

・お金がないと生きれないという常識が強くあるからなのか?
・分業した方が、効率的だとおもっているのか?
・ある一部分の人が、その他の人を支配したいからなのか?
・etc...?


全てでしょうね。



そう考えると、人の生き方ってのは実に変則的で面白いです。

直接的なアプローチなら、いたって平穏な毎日があるのに、わざわざリスキーな間接的なアプローチをすることによって、無限の喜びと無限のストレスを手に入れようとしている。

生活の安定を多くが望む日本人的考え方を持ちながら、自然とチャレンジの方向に舵を切っている。

これはおもしろい!

最近、自給自足者が増え始めているのは、こういうことに気づく人が増えてきたのかな(・・)


2014年10月1日水曜日

番茶と読書の秋

秋冬番茶の収穫と加工が始りました!

秋のお茶は、一年で最後に収穫するお茶になります。
また、この時期のお茶は収穫するなかで一番水分量の無い葉っぱの為、しとり揉みの練習にもなります。

そんな番茶の加工中ですが、僕はよく本を読みます。

漫画じゃないですよ。
勉強家です(^^)

フムフム
夏番と秋番のときはともかく読むことが多いですね。(今季はすでに、二冊読破しました。)
これがまたお茶に活きるんです!!

読む内容は、お茶の本から経営学、時には全く関係ない難民の本など様々ですが、全てお茶に活きます。

ミクロ視点だけでなく、マクロ視点を手に入れることは、ミクロのミクロもしくはマイクロナノ視点を手に入れることになります。

ますます深まるお茶作り。

一年一年お客さん関わる方々、飽きさせませんよ~(^^)